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XEBALLERについて

Vision

『少子高齢化社会による”生産人口不足”の課題を解決する』

製造業コンサルティング

売上利益の向上・人材の定着・採用力アップを実現する製造業特化コンサルティング企業です。短中期で成果が伸びずお困りの企業、離職のたびに教育コストが膨らむ現場、優秀人材が確保できず事業計画が進まない組織の課題を、現場密着の伴走支援で着実に解決いたします。

特許活用事業サービス

「自社だけでは強い技術を作れない」「市場は知っているが開発力が乏しい」「企画はするが本当に売れるかわからず行動できない」――そんな悩みを、当社の特許や技術、ノウハウ、人材を提供し事業化するサービスで解決。

教育・研修サービス

高い専門性を持つ講師陣の対面研修と現役エンジニア監修動画で、中堅社員が短期で知見を獲得し、新人技術者教育を省力化。管理職は経営の方向性を描く視点を習得。費用対効果を可視化し、企業ごとに課題に合わせたカリキュラムを提案するハイブリッド教育サービスです。時間がない現場でも導入しやすく、継続学習を支援します。

雑務巻き取りサービス

「開発プロセスにおける面倒・手間や雑務を巻き取ります」――リソースが足りず困っている企業でも社員の手間や雑務が減り、強みに集中できる。外部の知見を借りてノウハウを深化させ、利益率があがり、投資ができるようになるサービスです。

選ばれる理由

自社でメーカー起業・経営、サービスを展開する知見を活かした実働型の製造業専門支援企業

1.集客~開発~アフターフォロー工程も含めて巻き取る

2.既存製品の売上利益改善から新規製品まで対応

3.90%以上、手を動かしている現役エンジニアで実務を兼任

事例・役立ち情報

事例

役立ち情報

創業の思い

偶然の出会いから使命へ

私の歩みは、ある意味で偶発的な選択の連続でした。特別な機械への思い入れがあったわけではなく、ただ数学が好きだという理由で理系の道を選びました。大学進学さえ最後まで迷い、ほとんど受験勉強もせずに進学した私は、最初の4年間を体育会のスポーツに没頭して過ごしました。

転機は研究室選びの時に訪れました。そこで初めて出会ったMEMS技術—ミクロの世界でデバイスを作り出す技術—に心を奪われたのです。それまでの漠然とした日々が一変し、大学院での日々は研究に没頭する充実した時間となりました。国際学会での発表を経験し、私の中に確かな変化が生まれていました。

社会人としてのキャリアも、このミクロンの世界と共に始まりました。機械設計者として様々な経験を積み、素材や化学への興味が深まるにつれ、「自分の手で何かを開発したい」という強い思いが芽生え、中小ベンチャー企業へと転身しました。

その後、幸運にも世界初の技術開発に成功し、特許を取得するという貴重な経験を得ることができました。しかし、社内事情により製品化は断念せざるを得ませんでした。この経験は私に大きな教訓を与え、技術開発だけでなく、事業化・経営の重要性を痛感させました。

以来、事業開発責任者や新規事業立ち上げ、M&Aによる取締役就任など、様々な立場で新たな製品や事業を世に送り出してきました。その過程で、いくつかの重要な気づきを得ることができました。

境界を超える知の力

私が実践を通じて得た最も重要な洞察は、イノベーションは単一の専門性だけでは生まれにくいということです。機械系エンジニアはIT分野や化学・材料に弱く、その逆もまた然りですが、真に価値ある製品は複数の領域を横断する視点から生まれるのです。

さらに、インターネットとスマートフォンの普及により市場が可視化され、日本の製品やサービスがグローバルなニッチ市場で活躍できる環境が整ってきました。しかし同時に、本質的でない理由によって貴重な技術や知見が十分に活かされていない現状も目の当たりにしてきました。

こうした経験から、私は「異なる分野の叡智を結集し、世界で活躍する製品やサービスを創出する」という使命を胸に、この会社を創業しました。

人材と社会の可能性を信じて

私たちが直面している少子高齢化社会では、2030年以降、生産人口の減少による人材不足が深刻化すると予測されています。一方で、AI技術の発達により働き方や必要とされる人材像も大きく変わろうとしています。

このような時代の転換点において、技術者の可能性を最大限に引き出し、成長を促進することで、企業と社会の双方に貢献できると確信しています。成長意欲の高いエンジニアの教育と活躍の場を創出することは、単なる事業ではなく、社会的使命であると考えています。

だからこそ、私たちは企業のミッションを『社会課題を解決し、顧客の価値を最大化する会社』と定め、ビジョンとして『少子高齢化社会による”生産人口不足”の課題を解決する』ことを掲げています。

技術の可能性と人材の力を信じ、新たな価値創造に挑戦し続ける—それが私たちの変わらぬ姿勢です。